HOME > 新之助の栽培開始!
アグリーホンマは2017年度より新潟県がおくる新品種米『新之助』の栽培を開始します!
コシヒカリとは全く異なる血統のお米という事で、その食味や粘り、食感がコシヒカリに比べて、
どのくらい市場に評価されるのか?期待と不安の中でのスタートです。
もちろん、初めての栽培となりますので、『雪ほたる』で培った栽培ノウハウ、ぼかし肥料が、
通じるのか挑戦の1年となりそうです。
私も新之助栽培の1年をとても楽しみにしております。
お客様も今年の新之助の収穫を楽しみにお待ちください!
新之助は新潟県が2008年どより研究開発してきた期待の新米です。
コシヒカリとは異なる美味しさを追求し、品種をかけあわせたとの事で、
コシヒカリの遺伝子を25%受け継ぎますが、おいしさのベクトルが異なるとの事です。
そんな新之助の味の特徴を紹介します。
「新之助」の一番の特徴は粒の大きさと、炊き上がりの美しさ。
粒は大粒でいながら形も良く、ふっくらツヤツヤのご飯になります。
品種開発の段階で1株1株の炊き上がりで粒の大きさ、炊き上がりをチェックし、
最高の粒の株を選りすぐったという開発秘話もうなずけます。
水を多く含み、適度な"粘り"をお米の表面まで届けているため、お米が輝いて見えるほどです。
新之助の味は豊かな甘みとコクが特徴。
そして大粒のお米ならではの食感、食べ応え、粘りと弾力です。
「新之助」はコシヒカリとは別のベクトルの美味しさを追求したという
開発秘話はこのあたりにあるのかもしれません。
冷めてもおいしいという特徴はコシヒカリも同様ですが
新之助も冷めても食味が落ちずらい特徴があります。
おにぎりやお弁当、電子レンジで温めなおしたご飯でも、
お米本来のおいしさをキープします。
コシヒカリは栽培が難しいお米だったりします。
当然、長年栽培をしておりますので、問題なく栽培できますが、
それでも異常気象、水不足、刈り取り直前の台風・・・と様々な
要因に頭を悩まされます。
コシヒカリの栽培で特に難しいと感じるのが8月、9月の猛暑です。
コシヒカリは高温に弱く、食味が落ちてしまいます。
この高温が苦手なコシヒカリに対して『新之助』は高温に強い性質を
もっています。
そもそも開発のコンセプトの中に、地球温暖化が進み、世界全体の気温が
高くなっている中で、高温に弱いコシヒカリに依存しつづけるのはリスクが
あるとの事から、高温に強く、さらに刈り取り時期の遅い米の開発が必要・・・
という事があったそうです。
農家にとっては、天候、猛暑に左右されない安定した収量と食味のお米を
栽培できるというのは願ってもない事です。
『新之助』は新潟の農家にとっても期待のお米なんです!
高温に強い『新之助』の特徴は保管の場面でも活きてきます。
お米は生鮮食品ですので、常温で保管するとあっという間に食味が
落ちてしまいます。冷暗所、冷蔵庫などに保管を推奨するのは、そのためです。
ところが、新之助はコシヒカリに比べ高温に強いため、保管の場面でも
おいしさが長持ちします。
・・・とは言え、保管を推奨するのは冷暗所、冷蔵庫で間違いないんですけどね!
ファーム代表兼農家の本間です。販売している人の顔が見えないインターネット通販。
ご安心下さい。あなたが安全・安心に食べられるように育てています。
自社ブランド米【雪ほたる】はおいしさと安心安全にこだわった自慢のお米です。話題の新品種米『新之助』の栽培にも着手!
エコファーマー認定、新潟県の県特別栽培農産物認証制度の認定をされておりますので、どうぞ安心してご賞味くださいませ。